2015年12月17日木曜日

マリオ・バルガス=リョサ『つつましい英雄』








ペルーの小説家、マリオ・バルガス=リョサの『つつましい英雄』が
12/21に河出書房新社から発売されます。
(都内の大手書店では明日並ぶと思います。)

ノーベル文学賞受賞後、初めて書かれた最新作です。

この本の装画を担当しました。
装丁は川名潤さん(prigraphics)です。

「世界はつつましい無名の英雄たちにささえられている。」
マフィアの脅しに屈せず、実在の人物をモデルに、サスペンスタッチ
で描かれる波瀾に満ちた物語。

カバー表1では脅迫状を受け取る手、表4では婚姻届に記入する手。
2人の主人公の物語冒頭を絵にしました。
表紙は物語のキーとなる脅迫状の文面を手描き文字で表現しました。

とてもやりがいのある仕事でした。
川名さんの装丁も素晴らしいです。
こだわりの一冊になりました。
書店にお立ち寄りの際はどうぞよろしくお願いします。

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マリオ・バルガス=リョサ『つつましい英雄』
訳:田村さと子
装画:西山寛紀
装丁:川名潤(prigraphics)
予価2,916円(本体2,700円)
単行本 46変形 ● 436ページ
ISBN:978-4-309-20694-3 ● Cコード:0097
発売日:2015.12.21(予定

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309206943/


2015年12月3日木曜日

WIRED(ワイアード)VOL.20
























コンデナスト・ジャパンより発売中のWIRED(ワイアード)VOL.20
「人工知能」と「都市」の2大特集・特別保存版です。

企画のひとつである「わたしのシンギュラリティ:それぞれの特異点」では、
アート、スポーツ、ビジネス、社会、クリエイティビティの5つのテーマとAIの
未来を、各界のプロフェッショナルにインタビュー。

僕は〈SPORTS×AI〉での為末大さん(元陸上選手)のコラム
「体の声を訊く、人の可能性が見えてくる」の挿絵を担当しました。

書店ではビジネス雑誌のコーナーに置いてあると思います。
ぜひ読んでみて下さい。

AD:藤田裕美 I:西山寛紀)


WIRED VOL.20
http://wired.jp/magazine/vol_20/